SKIP HOUSE建築プロセス

LOW-E ガラス搬入。

取り付けたサッシにペアガラスが収められました。


普通のペアガラスとは違い、LOW-E(ローイー)ガラスといいます。
2020年にエネルギー基準が変わりますが、その次世代基準ガラスです。
遮熱・断熱に優れ西日などの照り付けには省エネ効果を発揮します。


北側のスキップルーム床に取り付けられた突き出し窓です。
南側の掃き出し窓からこちらへ風の道を作っています。


ローカ側から見ると玄関の上についているように見えます。この突き出し窓のすぐ上にローカ側の天井が作られます。


2Fトイレ排水の一工夫。

2Fのトイレは、排水管に一工夫してあります。
キッチンや浴室と違ってトイレの排水は、一気に水が流れるため、排水音がします。この排水音は1Fの住人にとっては気になります。

そこでこの配管方法。
2Fのパイプスペースに立ち上がったこの配管をドルゴ配管といいます。
配管の一番上が空気抜きのキャップになっています。
音の原因は一気に水が排水される際、空気が下から逆流するためで「ゴボッゴボッ」という音を耳にされたことがあると思います。


2Fの床下へ降ろされたトイレの排水配管は、1Fの天井裏を横へパイプスペースに入り、この配管の下で繋がれています。
排水が一気にされても空気は逆流せず静かな排水音となります。

サッシ取り付け、ガラス搬入。

玄関ドア上の突き出し窓が、大工さんにより取り付けられています。


この窓は外から見ると玄関ドアと一体のように思うのですが、実はスキップルームの床に取り付けられています。


取り付けられた窓からガラスを収めていきます。

 
玄関ドア本体も搬入され始めました。
 


キッチン・ユニットバスのダクト配管と天井。

こちらは、ローカ側に排出されるダクト配管です。
奥の口径が大きいのがキッチン、手前の小さいのがユニットバスになります。



天井から覗いているのが、キッチンフードがつくダクト配管です。


右のトイレの天井裏を通ってローカへと配管されています。


キッチン側から見返しています。左が洗面脱衣室、右の壁の向こうがユニットバスになります。



水回りの上は同じ部屋の空間スキップルームになります。
梁の下をダクトがくぐる際、できた入隅の三角形です。
勾配天井にせず、小口側がみえないよう斜めして仕上がりにデザイン性をもたせました。

配線・配管工事。

電力会社の幹線から引き込まれた電気配線は、建物の端の部屋へ導入され、界壁を通らず2Fの天井裏を通って一旦ローカへ出ます。
手前から奥へ何本もあるのが電気配線です。
ローカに一度集中させて、そこから各部屋へと配線していきます。


こちらは現在のパイプスペースの様子です。
左からガス管、電気配管、排水管、給水管です。


2Fの床から抜かれた配管は、このスペースを通って降りてきます。

キッチン換気フードのダクト配管。

キッチンの換気扇はダクトでトイレの天井裏を通ってローカへと排煙します。


梁に支持金物を取り付けてから、ダクトを固定していきます。


換気フードが設置されるとき、このダクトに繋ぎます。

2Fの床下地。

昨日、1F天井~2F床仕上がりまでの多重構造についてご案内しました。
本日、大工さんは2F床合板24mm+石膏ボード9mmの上に重ねる合板12mmを貼っていました。


柱を欠いだり、玄関の踏込寸法を合わせたりしながら貼ります。


釘を打ちこんで完了です。

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