SKIP HOUSE建築プロセス

造作の仕上げ工程。


大工さんの工程は、最終章に入っています。この部屋は巾木という床と壁の境を仕上げています。この部材があることで掃除機等が当たっても仕上げのクロスがいたみません。



こちらは電気設備職人さんが、あらかじめ配線してあった場所に穴を開けてスイッチ類を取り付けています。このタイミングは階段の1段目ステップの下にコンセントがあり、しっかりした部材で造られているので穴を開けるのに苦労して苦笑いしています。
あともう少しって撮りました。

サイディング貼りの進捗。

バルコニーの内側を貼っていました。


この青いのは厚みの調整材です。


レーザー機器を使って水平レベルを墨出しして、そのラインに合わせて慎重に打ちつけます。


次からはこの上に乗っかるようジョイントが細工されています。

外壁工事の役物。

前回ご案内した時、階段室に3・10版を貼っていましたが、その上に防水シートを貼り、さらに胴縁を打っています。このあと、ガルバリューム鋼板貼りとなります。


こちらは、窯業系サイディングの出隅の様子です。


こちらは2Fバルコニーの下端です。水切りが施され軒天とのつなぎにもなります。

消防法等の安全対策。

この開口部はローカの突き当りになります。ローカにはガス給湯器が備えられるので、換気のための開口が必要になります。


こちらはガスチャンバーと並んで設置される消火器ボックスです。1Fローカに一つ、2Fローカに一つ備えられます。これは、消防法で義務付けされるものです。

外壁貼りの準備。

2Fローカ側の外壁貼りの準備が進んでいます。右側は部屋側ですので外壁は軒裏を通り越し屋根まで伸びます。左側は手すりですので開口部より少し上まで貼って軒天に隠れるようになります。


こちらはバルコニー側の外壁準備です。面積が多いため時間を要します。

共有の階段室。

サッシが取り付けられ2Fローカの手すりが完成したので、階段室の天井が見えてきました。ローカの天井は左上の突き出し窓のすぐ上になります。階段室へは垂れ壁をくぐるようになります。
外観デザイン上、この階段室にガルバリュームを施すのですが、少し低く建物と合わさるよう仕組まれています。


階段室は勾配ではなく、踊り場から真直ぐな天井になります。

ガルバ下地の外壁サイディング貼り。

SKIP HOUSE も PIT HOUSE も デザイン上、外の階段室の仕上げはガルバリューム鋼板を貼ります。ガルバリューム鋼板は、準耐火にはならないため下地に窯業系のサイディングを貼ります。
こちらは作業場になります。


業界用語で3・10版(さんとうばん)といいます。巾3尺長さ10尺のサイディングなので略して3・10版とよんでいます。


このサイディングの厚みは14mm、一般に良く使われる防火サイディングと同等の性能で柄なしです。


この上にガルバリューム鋼板が貼られて、準防火構造となります。ガルバリューム鋼板は、サイディングと素材が全く違うのですが、コントラストがつけ易く良く似合います。全面貼るとコストがかさむ為、ポイントで採用しメリハリをつけます。

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