1Fバルコニーの上は、2Fバルコニーが跳ね出して屋根の代わりになっています。その2Fバルコニーの裏側は天井を造作します。その天井のことを軒天(のきてん)と呼びます。
こだわりは、この軒天の高さにあります。掃き出し窓の上に少し隙間がありますが、これはコーキング用の目地になります。この高さに合わせて軒天を造作します。外観デザインは格段にシャープになり、余りのない施工は高級感を醸し出します。
掃き出し窓の高さは2200mmです。梁から随分下で天井を造作するので手間はかかりますが、梁の高さの造作しやすいように収めるのとでは、全く品質が違います。これが本当のデザインというものだと考えています。先ほどの見返しです。